最高の休息法-旅先で瞑想。考えすぎを解き放つ
たまに、「自分、なんにも考えてないからなー」という人に出会うことがある。
皮肉でも何でもなく、羨ましいと思う。
自分の脳の中はいつも何かを考えているからだ。
受験・資格試験・英語プレゼンなど、いわゆる「覚えなければならないもの」は、ひとたびそれが終われば、脳内もきれいさっぱりリセットできる。
でも、アイディアや懸念事項など、暗記でどうにかなるものではない系って、いつまでも頭の中を支配し続けてしまいませんか?
自分はそのタイプで、気になったことがあると脳がその事象に占拠されやすい。
昔、「脳内メーカー」というものが流行ったのだが、まさにあんな感じ。
その占拠がわくわくする事柄ならよい。
でも裏を返せば、ネガティブな事象、例えば仕事のもやもやなども、ひとたび気になれば脳が占拠される、ということだ。これはよくない。
そもそも仕事って、少し前までは考える作業と単純作業との両輪で回っていたように思う。でも時代の進歩により、単純作業はほぼAIが処理してくれるようになり、仕事のほとんどの時間、思考を巡らせ続けることが求められるようになってしまった気がする。
頭が常にフル稼働しているような気がして休まらない、そんな人も増えてきているのではないだろうか。
何を隠そう、自分がそうだった。
日常の家事、やがては睡眠まで、何をしていても仕事のことで頭がいっぱい。しかも建設的な思考ではなく、ただ無意味に同じことをぐるぐると巡っているような感覚。
ぐるぐるの渦が大きくなると、判断力も鈍ってくるし、何より灰色のもやに占拠されてしまうような危機感を覚えた。
そこで、脳を意識的に切り替える訓練として取り入れたのが、瞑想だ。
・・・ん?瞑想?
何かの勧誘?怪し~~~と、ページを閉じようとしたあなた、ちょっと待って。怪しくありません。
瞑想とは心を静め、集中力を高める行為、と定義されている。
その方法として一般的に実践しやすいのが、「今、この瞬間の呼吸」に集中することだ。
科学的にも、ストレス・不安の軽減、集中力・睡眠の質向上など、さまざまな効果が研究されている。
Googleではすでにこの瞑想を取り入れており、日本でも「瞑想」「メディテーション」「マインドフルネス」といった言葉がじわじわと浸透してきているのを感じる。
ということで、自分もアプリやYoutubeなどを探し、試してみた。
そしてたどり着いた今時点でのベストは「Upmind」。
東京大学発のベンチャー企業が開発した、心と体の状態を可視化して整えるマインドフルネスアプリだ。
ちなみにこれはPRでもなんでもない。
「朝の瞑想」「寝る前の瞑想」などシーン別に使い分けが可能で、1回5分や10分で完結するため、日常に無理なく瞑想を取り入れられる。
課金をすれば、「仕事の時の瞑想」、「会議の前の瞑想」なんかも使えるようになり、ここ大一番に向けて心を整えることもできる。でもまずは無料版で十分だ。
これもまさに習慣化が大事で、おそらく1度実践しただけでは効果は見えにくいと思う。
なんなら最初の方なんて、呼吸に集中しようにも雑念ばかり浮かんでくる。
でも7日間、1か月、3か月…と続けてみよう。そのうち、心の持ちようが変わってくる。
自分は就寝前の10分をルーティンとしている。
睡眠と脳は直結している。質の良い睡眠は心と体の健康に不可欠だ。
実のところ、なかなか毎日はできていないのだけれど、先日、このアプリの活用が累計10時間を超えたらしく、「瞑想の上段」なる表彰を受けた。ちょっとうれしい。
ユーザーの心にそっと寄り添ってくれるところもこのアプリの優れた点だと思う。
ところで、瞑想のお供にはヒーリングミュージックが欠かせない。
ヒーリングにもいろいろな種類があるが、リラックスできる音、といえば、「川のせせらぎ」「波の音」「鳥のさえずり」あたりが思いつくのではなかろうか。
こういった環境が家の近くにあれば瞑想に最適だが、多くの人にはなかなか難しいと思う。
そこで、ホテルステイで瞑想をぜひおすすめしたい。
川や海辺、緑の豊かな地を選べばわざわざスマホでBGMを選択する必要すらない。
自然に身を置き、「今ここ」を感じてみるのも最高な贅沢だろう。
