筋肉が全て-ホテルステイにフィットネスという習慣
あなたは運動が好きですか?私は好きです。
元々運動のポテンシャルはそれなりにあったと自負している。
だいぶ時を遡るが、学生時代の体育の授業。バスケットボールで華麗なドリブル捌きを披露した筆者に対し、体育教師から「○○(筆者)はバスケ部だからうまいのは当然」と勘違いされ、評価を並に落とされそうになった。
違う。
バスケ部ではない。それどころか体育会系ですらない。
またある時は体力テストの長距離走でクラスメイトと周回差をつけて走り終えた。
これ、陸上の国際大会だったらスタンディングオベーション級の業だ。
でもここは一介の学校。「〇〇(筆者)は本当に既定周走ったのか」と体育教師に疑義をかけられ、別の日に改めて計測しなおすことになった。
つらい。
別日の再テストで疑義は晴れた(当然だ)。謝ってほしい。ていうか今の時代だったらまあまあ許されないよね。
と、こんな具合で、瞬発力も持久力もそれなりに併せ持っていたはずだったのだが、社会人になりその幻想は打ち砕かれた。
社会人2年目、先輩に誘われ皇居ランをした。1周5キロ、学生時代ならぶっつけでも走れた距離だ。
社会人といっても数年前まではまだ10代。ストレッチもそこそこに、桜田門からスタート。
足を踏み出した。 すぐさまもつれた。
「あの頃のポテンシャルはどこへ行ってしまったの?」と、心配してくださったあなた、ありがとう。説明します。
当時は今ほどワークライフバランスが当たり前ではなく、しかも毎日出社。年の半分は終電間際まで働き、家と職場の往復のみ。
こちらの記事で、「丸の内時代、一度もモーニングをしなかった」と書いたけど、しなかったというより、できなかったのだ。だって起きられないから。
そんな生活だったため、筋肉という筋肉を動かしていなかった。
(唯一活発に動かしていた筋肉は、指の関節だろう。タイピングに必須だからね。と思ったら、「指の関節は筋肉ではありません」とGeminiくんに指摘された(´・ω・`;))
これがきっかけで危機感を覚えた。
このままだと確実に筋肉量は落ちていく。そもそもこれまでだって鍛えていたわけではなく、たまたまちょっと才能があっただけだ。
数十年後、高齢期に入ったとき、何もしていなかったせいで身体にガタが来るのは避けたい。
当時まだ20代前半にもかかわらず、先の先を見据えすぎる先見の明をもったことで、働きながら無理ない範囲で身体も整えたいと決意した瞬間だった。
ということで、「ウェルネス」という言葉が浸透する前からまあまあ意識を高くもっていたため、ステイ先のホテルにフィットネスがあると、否が応でもテンションがあがるようになってしまった(フィットネスの扉を開けて人が誰もいないと、さらにテンションがあがる)。
そんな少しばかり身体を動かすことに気を配りながら日々生活している筆者が、「筋肉が全て」という本を書店で目にした。
この本、まず手に持った瞬間から腕の筋肉が鍛えられる。物理的に、重みがあるのだ。
本書は、筋肉をつけることで、体の健康のみならず心・脳などすべてが変わることを説いた全米ベストセラー書である。
エビデンスが随所にちりばめられており、ずっしりと重いのも納得だ。
著者は運動と食事の両面から筋肉にアプローチをかけており、運動(筋トレ)では推奨される頻度・どの部位から鍛えるべきか・どのくらいの負荷をかけ、それをどう増やしていくべきか、が論理的に説明されている。
詳しい筋トレ種目は本書を手に取って確認してほしいのだが、どれもホテルのフィットネスで網羅できるものばかりである。
まずはスポーツクラブに入会!と意気込む前に、ステイ先のホテルでフィットネスがあったら本書に沿って筋トレしてみてほしい。
著者は継続性の大切さをうたっているが、たった1回でも、心身(特に心)のポジティブな効果を感じることができるはずだ。
ホテルという非日常空間でのフィットネスを皮切りに、日常生活でも運動を習慣化してみては。
せっかくなので、国内のヒルトン系列の中で、群を抜いてフィットネスが充実しているホテルをいくつかご紹介します。
※施設の運営有無等、最新情報につきましては公式情報よりご確認ください。
