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日本橋で滋賀に出会う-「ここ滋賀」

Hilton Card Journey

日本橋にはアンテナショップがいろいろある。

再開発中の日本橋1丁目を起点に、東京駅北口方面へ足を延ばせば長崎館が、三越方面には富山館*や三重館*が、といった具合である。

中でも、日本橋1丁目から2丁目に入ると、ひときわ存在感を放つガラス張りの建物がある。
その名を、「ここ滋賀」。滋賀のアンテナショップだ。

滋賀って…と思いましたよね。
自分も最初は思った。だって映画『翔んで埼玉』の続編の地として選ばれたくらいである。
でも日本橋に長くいると、滋賀の存在感に否応なく気づかされる。もちろん、琵琶湖ではない。グルメで存在感を放っているのだ。

眉を顰めたあなたは、ここ滋賀を通過した先、日本橋髙島屋S.C.*に行ってみるとよいだろう。
本館地下、数々の銘菓が並ぶ一角で存在感を放つ、「たねや」や「叶 匠壽庵」。どちらも有名な老舗和菓子店だ。そしてこれらは滋賀のブランドである。

知ってた?
自分は知らずに、どらやきを買ったり、季節のお菓子にうっとりしたりしていた。
そのため、ここ滋賀で叶 匠壽庵のお菓子が売られているのを見つけたとき、「なんでここに叶 匠壽庵が?」と驚き、はじめて滋賀の威力に屈服したのである。

まあちょっと大げさに書きすぎたが、このように滋賀はグルメの宝庫らしい。
そんな滋賀のアンテナショップ、ここ滋賀の1Fには、滋賀の銘菓をはじめ、名物や工芸品、滋賀県彦根市のゆるキャラ・ひこにゃんグッズが並ぶ。

店舗奥のエレベーターで2Fに上がると、そこに広がるのはレストラン「近江牛もりしま 寛閑観」。
滋賀県近江八幡の近江牛・和牛専門店「寛閑観」がプロデュースしているらしい。

気になった方はメニューをご覧あれ。近江牛のステーキやすき焼きを堪能できる。
だが、お察しの通り、なかなかに値が張る。
そこで、おすすめはランチ。中でも「じゅんじゅんハンバーグ」がおすすめだ。
すき焼き風に味付けされたハンバーグで、付け合わせの卵(滋賀県産)を溶いて、一緒に口に頬張る贅沢な逸品。
本記事執筆時点では税込み2,300円と、日本橋の平均的なランチ価格からは多少高いものの、東京で近江を味わうひとときと考えれば、一度試す価値はあると思う。

さて、レストランで食事を楽しんだ後は、ぜひ3F-屋上テラスへ足を運んでほしい。

日本橋の大通りを見下ろせるこのスポット、個人的には穴場だと思っている。
かつては、テラス奥に進むと信楽焼のたぬきがお迎えしてくれていた。日本橋を見下ろすこの場所に、たぬきがいる。その絶妙さがなんともかわいらしかった。

日本橋のど真ん中で滋賀を感じる。
日本橋を歩いていたつもりが、気づけば滋賀。この街ならそんな寄り道ができてしまう。
滋賀出身のあなたも、全然関係ないあなたも、ぜひ一度、「ここ滋賀」を訪れてみては。

*正式名称は、それぞれ「日本橋とやま館」、「三重テラス」。
*実は、髙島屋も滋賀にルーツに持つ。知ってた?

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